餃子の皮が、なんと“油揚げ”!?
全国でも珍しい、千代保稲荷神社発・和風餃子が誕生しました。
その名も、「稲荷餃子」――
千代保稲荷神社は油揚げを奉納するという独特の文化があります。その油揚げをヒントに、参道にぴったりの縁起物グルメを…というアイデアから生まれた、餃子工房いろどりのオリジナル餃子です。
「せっかく稲荷神社の参道で餃子屋をやるなら――油揚げで包んでみたら面白いんじゃない?」
そんな軽いノリと、ちょっとしたひらめきからはじまったのが、「稲荷餃子」の原点です。
最初は、刻んだ油揚げを餃子の皮に練り込むというアイデアで挑戦してみました。
でも、どうしてもうまくいかない。
刻む大きさ?味付け?なにかが違う。
どれだけ試しても、私が思い描く“油揚げの餃子”にはならなかったのです。
そしてある時、ふと思いました。
「いっそのこと、餃子の皮じゃなくて、油揚げそのもので包んじゃえばいいんじゃないか?」
そこから一気に道が拓けました。
ひとつひとつ丁寧に油揚げで包み、肉汁と旨みを閉じ込めて完成したのが、**唯一無二の「稲荷餃子」**です。
中の餡には、国産の豚肉と鶏肉を贅沢に使用。
国産キャベツ、玉ねぎ、にらを加え、オイスターソースとガラスープを隠し味に、深いコクとうまみが広がる餃子餡に仕上げています。
「稲荷餃子」は、一般的な小麦粉の皮を使わず、大豆でできた“油揚げ”を皮にした、まったく新しいスタイルの餃子です。
焼き上がりは、パリッではなく、ふっくらジューシーでやさしい口あたり。
油揚げが肉と野菜の旨みをしっかりと包み込み、まるで煮物のような和の風味を感じられる、まったく新しい和風餃子に仕上がっています。
しかもこの油揚げ、ただの皮代わりではありません。
小麦皮と比べて、**タンパク質は約2倍・糖質はおよそ半分(※)**という特長があり、低糖質・高たんぱくな餃子として、健康や美容を気にする方にもおすすめです。
開発から現在に至るまで、味・食感・焼き上がりを細かく調整し、改良を重ねてきた稲荷餃子は、今や第4世代目。
「ただの変わり種」ではなく、本当においしくて、体にもやさしい餃子として進化してきました。
※参考値:一般的な餃子の皮との比較に基づく